核シェルターの価格とは  住民用のシェルター検討[松野官房長官11月24日午前の会見]

(2022年11月25日)

 

お問い合わせの多い核シェルターの価格についてご説明します。

本物の核シェルターは地上設置では無理です。ですから200万円、700万円などの価格が出回っていますが、これは、爆撃地から遠く遠く離れた地域で「放射線物質が飛んでくるかも。」というエリアです。

実際は、首都圏エリアなら地下に作らなければ命を守れないんです。簡単な置き型の酸素カプセルのようなシェルターは意味がないんです。いや、意味が無いとは言えません。たまたま爆風を避けられれば意味があるからです。でもやはり最低限、地下室です。そこに備蓄庫、換気システムをを作るべきなのです。

躯体は鉄筋コンクリートです。1000万円以下などでは作れません。それ以下のシェルターはオートレーサーがハンキャップのヘルメットを被るようなものです。無いよりはマシですけど、転倒した時に命は守れません。本物の核シェルターを作るべきだと思います。

とは言え、どうすれば良いのか。

これはですね、、新築の時の地下室を作ることなんです。そして核シェルターを作る考えでなく、地下室を例えばシアタールームやバーにして、くつろぐスペースを作り、それをシェルター仕様にすると言う考えです。

なかなか費用がかかりますので、どうしても、700万円で作ります、って広告されますが、無理なんです。

当社は本当に命を守る核シェルターを作ります。

ちはみに、地下を掘り、RC躯体を鉄筋、コンクリート、間取りプラン、換気装置、、その技術がなければ作る事も難しいですからね。

核シェルターの価格はあまりにいい加減に出回っていますが、お気をつけください。

 

 

(会見抜粋)

松野官房長官
政府としては、弾道ミサイル攻撃による爆風等の直接被害を軽減する堅牢(=けんろう:壊れにくい頑丈)な建物や、地下施設等、緊急一時避難施設として指定する様都道府県知事に対して働きかけており地下施設について申し上げると令和三年四月現在1,278ヶ所が指定されています。そのうえで、核攻撃等により過酷な攻撃を想定した施設については北朝鮮情勢等を鑑みれば現実的に対策を講じて行く必要があるとの問題意識を持っており一定期間滞在可能な施設(=シェルター)とする場合に必要な機能や課題について検討を進めているところである。

ーーー
なんだか恐ろしいですね。
世界情勢が急変しているなかで、日本人は危機感がないと世界から見られています。まさか日本に着弾するなんて現実的には考えていませんでした。ただ最近は少し現実的に考える方が増えています。日本はかなり遅れていますが、お隣り韓国は地下核シェルターが充実していて、人口の3倍が収容できる地下核シェルターがあるんですよ。

最近になり岸田首相も地下核シェルターの整備に言及していおり、上記の通り24日には松野官房長官も会見で「堅牢な建物」、「地下核シェルター」に言及しました。想定しているのは地下鉄や自衛隊施設に集団のシェルターを整備することですが、本当ならば自宅の地下をシェルター化すべきです。

弊社は地下核シェルターの建築を建築できますが、「一体いくらの費用がかかるの?」という問い合わせが多くなりました。そもそもRC住宅に地下室を造ることは多いので、新築時にシェルター化すれば差額は800万円〜1,000万円程度の加算です。木造住宅でも地下だけRCの地下核シェルターにすることも可能です。洪水などで水が浸水しないよう、室内に設置するシェルター入口の防爆扉まわりは、浸水防止処理を施す必要があります。もう少し安ければなぁ、と思いますよね。でも補助金は無いんです。

核シェルターは地上型と地下型がありますが、爆風から逃れられるシェルターは地下以外にありません。新築するタイミングでつくるなら、地下に確実に身を守れる核シェルターを造るべきです。RC地下核シェルター+地上RC住宅、RC地下核シェルター+地上木造住宅or鉄骨住宅、組み合わせは自由です。もし、敷地が広ければ建物とズラした場所に穴を掘って地下核シェルターを設置することも可能です。木造は頑丈ではありませんが、地下が頑丈なら安心ですね。

これも良く聞かれることです。「地下核シェルターは普段はどうしているの?」です。普段はシアタールーム、音楽スタジオ、ジム、リラックスルーム、本当に多目的です。普通の地下室と何が違うかといえば、コンクリートの壁が分厚い、放射性物質を浄化する換気装置、防爆気密特殊ドア、が設置されているくらい。そこに食糧や飲料水を保管するスペースを造るだけです。当然ですが窓はありません。エアコンは設置できますが着弾後は使用不可となります。地上シェルターだと暑くて寒いけど地下室は断熱性能が高いので地上ほどではありません。

これから新築される方、分厚い壁のお洒落な地下室を造ってみませんか?広さや深さも自由設計です。RC住宅を得意とする弊社にお任せください。核シェルターと考えると高いと感じますが、完全防音のプライベートルームで永久的に楽しめると考えれば高くは無い、という方が増えると思います。多分、、

※お安めのユニット型の核シェルターも扱っています。弊社が仕入れて、設計施工いたします。どこにどう置くか、それは一級建築士事務所、特定建設業の弊社にお任せください。

仕入先の工場取材を動画でご覧いただけます。

弊社YouTubeチャンネル 核シェルターとは。
https://r-label.jp

 

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