コラム

原発再稼働と窓の断熱リフォーム…その意外な繋がりとは?(2024年09月04日)

 

原発再稼働と窓の断熱リフォーム…その意外な繋がりとは?

■目次

■第1章:なぜ原発再稼働が議論されているのか?

まず、日本におけるエネルギー問題の現状を振り返ってみましょう。2011年の福島第一原子力発電所事故以降、日本は原発に依存しないエネルギー政策への転換を図り、再生可能エネルギーの導入を進めています。しかし、風力や太陽光発電は気象条件に大きく左右されるため、電力供給が不安定になりがちです。火力発電の増加はCO2排出量を増やし、国際的な環境問題にも影響を与えています。

一方で、エネルギー需要は年々増加しており、特に夏や冬のピーク時には家庭やオフィスでのエアコン使用が急増します。こうした背景から、原発再稼働の議論が再燃しているのです。安定した電力供給を確保しつつ、CO2排出を抑えるためにはどうすべきか。これは政府のみならず、国民一人ひとりが真剣に考えなければならない問題です。

■第2章:家庭でのエネルギー消費の実態

ここで、家庭での電力消費に目を向けてみましょう。実は、家庭における電力消費の大部分は「冷暖房」に使われています。特に、日本の夏の酷暑や冬の寒さは、エアコンに依存しがちです。しかし、このエアコンで使われるエネルギーの多くが、効率的に利用されていないことをご存じでしょうか?

その理由の一つが「窓」です。窓は外部と室内を隔てる部分であり、熱の出入りが最も激しい場所でもあります。断熱性の低い窓を使っていると、冷房で冷やした空気や、暖房で温めた空気が外に逃げてしまい、エアコンがフル稼働する結果に繋がります。つまり、窓の断熱性能を高めることで、エアコンの使用頻度を減らし、エネルギー消費を大幅に削減できるのです。

■第3章:データセンターの電力消費とその影響

ここで、エネルギー消費が家庭だけでなく、データセンターのような巨大施設にも大きな影響を与えていることに触れたいと思います。現代社会では、デジタルインフラが重要な役割を果たしており、膨大なデータを扱うデータセンターが不可欠です。しかし、データセンターの運営には膨大な電力が必要です。大量のサーバーやネットワーク機器が稼働し続け、これを冷却するための空調システムも24時間稼働しています。

この電力消費が増加すると、全体のエネルギー需要がさらに押し上げられ、電力供給が逼迫する要因の一つとなります。つまり、データセンターの効率的な運営も、エネルギー政策に大きな影響を与えているのです。家庭での窓の断熱リフォームが進むことで、全体のエネルギー消費が抑えられ、その結果データセンターや工業施設へのエネルギー供給も安定させることが可能になります。

■第4章:窓の断熱リフォームがもたらす効果

では、窓の断熱リフォームを行うことで、どのような効果が期待できるのでしょうか?

1. 冷暖房費の削減

窓の断熱性能を向上させることで、エアコンの使用頻度が大幅に減ります。これにより、家庭の電気代を削減するだけでなく、電力供給の安定化にも貢献します。

2. CO2排出量の削減

エアコンの使用を減らすことは、エネルギー消費を抑えることに直結します。その結果、火力発電所での化石燃料の消費も減り、CO2排出量を削減することができます。

3. 環境への配慮

断熱リフォームは、持続可能な社会の実現に向けた一歩です。家庭のエネルギー消費を抑えることで、再生可能エネルギーの導入促進にも貢献できます。

■第5章:政府のエネルギー政策と断熱リフォーム

日本政府は、2050年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げています。これに伴い、家庭のエネルギー効率向上を支援するための補助金や税制優遇措置が提供されています。特に注目されているのが「窓断熱補助金」です。窓の断熱性能を改善することで、冷暖房のエネルギー消費を大幅に削減でき、CO2削減にも大きな効果を発揮します。

政府の施策として、住宅の断熱性能向上が進められており、その理由はエネルギー消費の効率化が、長期的なエネルギー政策の基盤を形成するためです。電力不足を防ぎつつ、持続可能なエネルギー供給を実現するためには、家庭からのエネルギー消費削減が必要不可欠です。

■第6章:企業が果たすべき役割と脱炭素社会への貢献

もちろん、エネルギー消費の削減は家庭だけの問題ではありません。企業も積極的にエネルギー効率を高める取り組みを行っています。特に大規模なオフィスビルや商業施設では、エアコンや照明の消費電力が膨大であり、これを抑えることは社会全体のエネルギー消費削減に直結します。

企業の省エネ対策として、次のような取り組みが進められています:

  • 断熱材の使用:オフィスビルや工場で高性能断熱材を使用することで、冷暖房にかかるエネルギーを大幅に削減できます。
  • スマートオフィス化:IoT技術を駆使し、エネルギーの無駄を削減する仕組みを導入することで、企業全体の省エネを実現します。
  • 太陽光発電の導入:企業の屋上や敷地を活用して、太陽光パネルを設置し、エネルギーの一部を自給する取り組みが増えています。

■第7章:再生可能エネルギーの普及と技術革新

再生可能エネルギーの導入は、日本において持続可能なエネルギー供給の実現に向けた重要な施策の一つです。太陽光発電や風力発電といった再生可能エネルギーは、CO2を排出せずに電力を供給できるため、クリーンなエネルギー源として注目されています。しかし、これらのエネルギーは天候に依存するため、安定的な電力供給が難しいという課題があります。

1. 太陽光発電の普及

太陽光発電は、家庭や企業の屋上にパネルを設置し、日中の電力消費を自給するという点で非常に効果的です。特に昼間の電力使用が多い場合、太陽光発電を導入することで電力コストを抑えることが可能です。さらに、余剰電力を売電することもできるため、経済的なメリットも期待できます。最近では、蓄電池と組み合わせたシステムも普及しており、日中に発電した電力を夜間に利用することが可能になっています。

2. 風力発電と地熱発電の可能性

日本は地形的に風力発電や地熱発電のポテンシャルが非常に高い国です。特に風力発電は、洋上にタービンを設置する「洋上風力発電」が注目されており、大規模な発電所としての役割が期待されています。また、地熱発電は、火山活動が盛んな地域で安定的にエネルギーを供給できるため、今後の展開が期待されています。

3. 蓄電技術の進展

再生可能エネルギーの普及には、電力の供給が不安定であるという課題を解決するために、蓄電技術の進化が不可欠です。家庭や企業で蓄電池を導入することにより、余剰電力を効率的に保存し、必要なときに活用できるようになります。この技術が普及すれば、電力供給の安定性が向上し、原発や火力発電所に依存しない社会の実現が見えてきます。

■第8章:国際的な取り組みと日本の役割

エネルギー問題は、国内だけの課題ではなく、地球規模で解決が求められています。日本はパリ協定に基づき、2050年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げており、CO2削減に向けた国際的な取り組みの一翼を担っています。

1. パリ協定とカーボンニュートラルの目標

パリ協定では、世界各国が温室効果ガスの排出量を削減し、地球温暖化を抑制するための目標を定めています。日本も2030年までに2013年比で46%の温室効果ガス削減を目指しており、2050年にはカーボンニュートラルを達成することを公約しています。この目標を達成するためには、産業界や個人が協力してエネルギー効率を改善し、再生可能エネルギーの導入を進める必要があります。

2. 国際協力と技術移転

日本は、省エネ技術や再生可能エネルギー技術の分野で多くのノウハウを持っています。これらの技術を発展途上国に提供することで、グローバルなCO2削減に貢献することが期待されています。特にアジアやアフリカの国々では、エネルギー供給が不安定であり、再生可能エネルギーの導入が進んでいません。日本が技術支援を行うことで、これらの地域でのエネルギー問題解決に寄与できるのです。

■第9章:住宅の断熱リフォームとその未来

これまで述べてきたように、家庭でのエネルギー消費を抑えるためには、断熱性能を向上させることが不可欠です。特に窓の断熱性能を高めることで、冷暖房にかかるエネルギーを大幅に削減でき、電力不足の解消やCO2排出量の削減に貢献できます。

1. 窓断熱の技術革新

現在、断熱性能の高い窓ガラスやサッシが市場に出回っており、これを導入することで室内の温度を効率的に保つことができます。特に、複層ガラスやLow-Eガラスなどの高性能ガラスは、外気と室内の熱交換を最小限に抑え、エネルギー消費を抑える効果があります。さらに、住宅全体の断熱性能を高めるために、壁や屋根、床にも断熱材を導入することが推奨されています。

2. 補助金や税制優遇を活用したリフォーム

政府は、窓断熱リフォームを推進するために補助金制度を提供しています。これにより、リフォーム費用の一部が支給され、負担が軽減されます。また、税制優遇措置も活用でき、断熱リフォームを行った家庭は所得税や固定資産税の減免を受けることができます。これらの制度を利用することで、リフォームを手軽に進めることが可能です。

■第10章:未来のために私たちができること

エネルギー問題や気候変動への対策は、政府や企業だけでなく、私たち一人ひとりが取り組むべき課題です。窓の断熱リフォームは、その一つの具体的なアクションです。窓の断熱性を高めることで、家庭のエネルギー消費を削減し、電力不足やCO2排出量の削減に貢献できます。

1. 住宅のエネルギー効率を見直す

まずは、自宅のエネルギー効率を見直し、断熱性能が十分でない場合はリフォームを検討しましょう。政府の補助金制度を活用し、窓や住宅全体の断熱性能を向上させることで、電気代の削減と地球環境への貢献を両立させることができます。

2. 省エネ家電の使用

エネルギー効率の高い家電製品を導入することも、家庭のエネルギー消費を抑える手段です。エアコンや冷蔵庫、照明など、省エネ性能の高い製品を選ぶことで、エネルギーの無駄を減らすことができます。

3. 再生可能エネルギーの活用

家庭でも再生可能エネルギーを活用する方法として、太陽光発電システムや家庭用蓄電池の導入が挙げられます。これにより、電力の一部を自給することができ、余剰電力を売電することも可能です。再生可能エネルギーの活用は、持続可能な未来を築くための一歩となります。

■第11章:電力不足とCO2削減の相互関係

家庭のエネルギー消費を削減することが、原発再稼働の回避だけでなく、CO2削減にも大きな効果をもたらすことはすでに述べましたが、この2つの問題がどれだけ深く結びついているかを再確認することが重要です。電力不足の問題は、夏や冬のピーク時に顕在化します。特にエアコンの使用が増加することで電力需要が急激に上がり、供給が追いつかないことがあります。

一方、CO2削減は、再生可能エネルギーの普及や省エネ技術の導入といった長期的な取り組みが必要です。これに対して窓の断熱リフォームは、家庭の冷暖房効率を高めるだけでなく、電力需要のピークを抑え、火力発電所の稼働を減らすことで、結果的にCO2排出量を削減する役割を果たします。電力不足とCO2削減という二つの課題は、窓の断熱性能向上という単純な対策で大きく改善できるのです。

■第12章:未来への投資—窓の断熱リフォームの重要性

窓の断熱リフォームは単なる省エネ策ではなく、未来への投資と言えます。なぜなら、短期的な電気代の節約だけでなく、長期的な視点で見た場合、地球温暖化の抑制や電力の安定供給、さらには資産価値の向上にも繋がるからです。住宅の断熱性能が高ければ高いほど、今後のエネルギーコストを抑え、住環境を快適に保つことができ、さらに省エネ住宅としての評価も高まり、資産価値が上昇する可能性があります。

1. 家計への影響

窓の断熱リフォームにより、冷暖房費の削減が期待できるため、家計にもプラスの効果が出ます。特にエアコンの電力消費が多い家庭では、断熱性能を高めることで電気代が大幅に削減され、その効果は年々積み重なります。最初のリフォーム費用は補助金や税制優遇を利用することで抑えられるため、比較的早く元が取れるでしょう。

2. 快適な住環境の実現

窓の断熱性能が高まることで、夏は外の熱気を遮り、冬は冷気を防ぐことができ、室内の温度を快適に保つことができます。これにより、冷暖房の効きが良くなるだけでなく、常に心地よい住環境が実現できます。特に、エアコンを頻繁に使用しなくても済むようになれば、健康にも良い影響を与えます。

3. 環境への配慮

省エネ住宅の普及が進むことで、家庭ごとのエネルギー消費が抑えられ、日本全体のエネルギー需要が減少します。これにより、原発再稼働の必要性が薄れ、火力発電の使用も減少し、CO2削減に直結します。将来の世代により良い環境を残すためにも、今からできることを始めることが重要です。

■第13章:企業も積極的に断熱リフォームを

個人だけでなく、企業にも窓の断熱リフォームは大きなメリットがあります。特に大規模なオフィスビルや商業施設では、エネルギー消費が膨大であり、冷暖房費用が経営に直結します。企業が断熱リフォームを進めることで、エネルギーコストを削減し、環境に配慮した経営が可能になります。

1. スマートオフィス化の推進

IoT技術と断熱リフォームを組み合わせることで、スマートオフィス化が進んでいます。エアコンや照明の使用を自動制御し、窓の断熱性能を最大限に活用することで、無駄なエネルギー消費を抑えることができます。これにより、企業は省エネと同時に、環境貢献度の高い企業としてのブランドイメージを向上させることができます。

2. 脱炭素経営の実現

企業が断熱リフォームを進めることは、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資にもつながり、脱炭素経営の実現に大きく寄与します。エネルギー効率を高めることで、CO2排出量を削減し、持続可能な経営を実現することが可能です。

■結論:窓の断熱リフォームで未来を変える

原発再稼働の是非が問われる中で、私たちにできることは何でしょうか?政府や企業がエネルギー政策に取り組む一方で、私たち個人が生活の中で取れる最も効果的なアクションの一つが「窓の断熱リフォーム」です。

窓を断熱することは、単なる節約術ではなく、電力不足やCO2削減という大きな社会的課題に直接貢献する手段です。原発再稼働やエネルギー供給の不安定さに依存せず、持続可能な社会を実現するためには、家庭や企業のエネルギー効率を改善し、環境に優しい生活を送ることが重要です。

そして、政府の補助金制度を活用することで、窓の断熱リフォームはより手軽に実現できます。このリフォームを通じて、家庭や企業のエネルギー消費を削減し、持続可能な社会への第一歩を踏み出しましょう。あなたの家やオフィスの窓が、未来のエネルギー問題解決の一端を担う存在となるのです。

今こそ、窓の断熱リフォームを始めて、未来に向けたエネルギー革命に貢献してみませんか?

お問い合わせは、弊社のお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

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浦安市で理想の「庭付き一戸建て住宅」をご提案(2024年08月31日)

 

 

浦安市で理想の「庭付き一戸建て住宅」をご提案

浦安市で中古住宅を購入し、理想的なリノベーションを行うという選択肢はいかがでしょうか。物件探しから設計、リノベーション工事まで、当社がワンストップでサポートいたします。また、建て替えや新築のご依頼もお任せください。数々の建築受賞歴を持つ当社が、価値ある住まいづくりをお手伝いいたします。

まず最初に、浦安市内の中古住宅で、敷地50坪、中古住宅付きを購入して、リノベーションした場合、概ね9,500万円となります。物件価格を8,000万円に抑えて、リノベーションで1,500万円を想定しました。高く感じるかもしれませんが、東京23区と比較すると、半分以下の価格です。お勧めエリアとしてご紹介いたします。

■浦安市の3つのエリア

浦安市は、その地理的特性や開発の歴史に基づいて、大きく3つのエリアに分かれています。それが元町中町、そして新町です。各エリアには、それぞれ独自の歴史と魅力があります。

元町エリア (当代島・猫実・北栄・堀江・富士見地区)

元町エリアは、浦安市の中で最も古い地域で、漁業を中心に発展してきました。具体的には「堀江」「猫実」「当代島」などが含まれ、昔ながらの住宅や狭い路地が多く、昭和の風情を色濃く残しています。神社や寺院といった歴史的な建造物が多く、地域の伝統が今もなお受け継がれています。

中町エリア(海楽・美浜・入船・今川・富岡・東野・弁天・舞浜地区)

中町エリアは、1970年代から80年代にかけての埋め立てによって形成された地域で、新浦安駅を中心に広がっています。都市計画に基づいた広い道路、整備された公園、そして充実した商業施設が特徴です。マンションや戸建住宅が多く、特に子育て世代に人気が高いエリアです。教育施設や医療機関も充実しており、利便性の高い生活環境が整っています。

新町エリア(日の出・明海・高洲地区)

新町エリアは、1990年代以降に開発された地域で、東京ディズニーリゾートが立地する舞浜地区もこのエリアに含まれます。広々とした敷地に大型マンションや商業施設が立ち並び、リゾート感溢れる環境が特徴です。最新のインフラが整備され、都市型リゾートタウンとして発展しており、観光客も多く訪れる活気ある地域です。

■浦安市の人気エリアと中古住宅市場

浦安市で特に人気の高い中古住宅エリアとして、以下の地域をご紹介します。

  • 新浦安エリア
    新浦安はJR京葉線「新浦安駅」を中心に広がるエリアで、都市計画がしっかりと行われており、子育て世代に人気です。公園や商業施設が充実しており、生活利便性が高く、築年数が比較的若い物件が多いため、新しい住環境を求める方に最適です。
  • 舞浜エリア
    舞浜エリアは、JR京葉線「舞浜駅」に近接し、ディズニーリゾートに隣接した地域です。観光地としての魅力を持ちながらも、閑静な住宅地が広がっており、リゾート感を楽しむ生活が可能です。物件価格はやや高めですが、その分の価値を提供します。
  • 浦安エリア(北栄・富士見)
    東西線「浦安駅」周辺の北栄や富士見エリアは、昔からの住宅地として根強い人気があります。落ち着いた雰囲気が魅力で、都心へのアクセスが良好です。

■エリア別の土地・住宅価格

舞浜、美浜、弁天、東野、入船、今川などのエリアでは、敷地面積50坪前後の広々とした中古住宅が多くあります。2024年現在の土地の坪単価は150万円前後で、物件の数は時期によりますが、舞浜エリアでは複数の物件が市場に出ています。敷地面積50坪の中古住宅で、価格は8000万円前後ですが、時折7,500万円以下の物件も出ます。すぐに売れてしまうので、ご興味のある方は、ぜひ当社までリクエストをください。最新の情報をお知らせいたします。

特に希少価値の高いエリアとしては富岡が挙げられます。新浦安駅からやや距離がありますが、坪単価は200万円を超えることも珍しくありません。富岡が高値で取引される理由については、下記をご参照ください。

■富岡エリアが高値で取引される理由

  1. 住環境の良さと地域の成熟度
    富岡エリアは静かな住宅街として評価が高く、特にファミリー層や高齢者に人気があります。計画的に整備された公園や緑地も豊富で、自然環境が良好なため、居住者の満足度が高く、土地の価格が高騰しています。
  2. 教育環境の充実
    富岡には評判の良い学校が多く、教育環境が整っています。特に地域の小学校や中学校が高評価を受けており、子育て世帯にとって非常に魅力的なエリアです。
  3. 交通の利便性
    新浦安駅から距離があるものの、富岡エリアはバス路線が充実しており、通勤や通学にも便利です。車での移動が主体となる住民にとって、駅からの距離は大きな問題ではなく、そのため土地価格も下がりにくい特徴があります。
  4. 土地の希少性
    富岡エリアでは新たな住宅地の供給が少なく、供給量が限られています。これにより、希少価値が高まり、土地の価格が上昇する傾向にあります。

■各エリアの生活利便性と特徴

入船や美浜エリアは新浦安駅に近接しており、交通の便が非常に良く、ショッピングモールや多彩なショップが揃っています。舞浜エリアでは、イクスピアリでの買い物や映画鑑賞、レストランでの食事を楽しむことができます。ディズニーリゾートを身近に感じながらも、落ち着いた住環境が魅力です。

日の出エリアでは、広い敷地を持つ物件が多く、リゾート感溢れる生活を送ることができます。川や公園が近く、お散歩やジョギングにも最適な環境です。敷地面積50坪から70坪の中古住宅が1億4千万円から2億円ほどで取引されており、マイカー利用が主流ですが、バス便も利用可能です。

■いま、当社がお勧めするエリア

今日現在、物件の数や利便性、価格から、舞浜、美浜をお勧めします。冒頭に書いた、9500万円をこのエリアで実現させましょう。このエリア以外にも、複数の物件をご紹介します。

浦安市の各エリアは、それぞれ異なる魅力を持ちながらも、住む人々に豊かなライフスタイルを提供しています。興味のあるエリアがございましたら、ぜひ当社までお問い合わせください。

■もっと知りたい浦安市 リンク集

国土交通大臣許可特定建設業/宅地建物取引業
東京都知事許可一級建築士事務所
株式会社相川スリーエフ

「宮崎地震の影響と南海トラフ地震への備え:今すぐできる防災対策と耐震住宅の重要性(2024年08月10日)

 

 

地震被害と備えに関する情報

■被害に遭われた方へのお見舞い

宮崎県日向灘を震源とする今回の地震により、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。突然の大規模な地震で多くの方が日常生活を奪われ、深い悲しみと不安を抱えていらっしゃることに、私たちも胸を痛めております。復旧に向けて、一日も早く安心して過ごせる日常が戻ることをお祈り申し上げます。この地震は、私たちが日頃から防災に対する備えを見直すきっかけともなりました。

■地震の規模と被害の概要

令和6年8月8日、宮崎県日向灘を震源とするマグニチュード7.1の大地震が発生しました。震源の深さは31kmで、宮崎県日南市では震度6弱、宮崎市や都城市では震度5強を観測。建物の倒壊や道路の損壊など、甚大な被害が広範囲に及びました。今回の地震は、地震活動が活発な地域においても特に大きな影響を与えており、特に宮崎県では、津波注意報も発令されましたが、幸いにも大きな津波被害は発生していません。しかし、地震活動が続いていることから、今後も警戒が必要です。

気象庁HP

■南海トラフ地震との関連

今回の地震に伴い、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。これは、南海トラフ沿いで異常な現象が観測された際に発表されるもので、今回の宮崎地震がその初めてのケースとなります。この「注意」段階は、実際に巨大地震が発生する可能性が高まっていることを示しており、非常に緊迫した状況です。南海トラフ地震が発生すれば、関東地方から九州地方にかけて大規模な津波が襲うリスクがあり、特に東京湾内にも津波が到達する可能性が指摘されています。東京湾に津波が襲来する場合、湾内の浸水が深刻化する恐れがあり、沿岸地域では一層の警戒が求められます。

ハザードマップポータルサイト

■南海トラフが発生した場合、首都圏への影響

南海トラフ地震が発生した場合、首都圏にも甚大な被害が及ぶことが予測されています。シミュレーションによると、首都圏では震度5強以上の揺れが発生し、建物の倒壊や火災の発生が懸念されています。さらに、東京湾内で津波が発生する可能性もあり、浸水被害が広がる危険性が高いとされています。特に、江東区や中央区などの低地エリアでは、避難計画の見直しや、備蓄品の準備が急務です。こうしたシミュレーション結果を基に、耐震性や防火性を重視した建物への改修や新築が求められています。

シミュレーション画像

■地震への備え

地震に対する備えは、日常生活の中で意識しておくべき最も重要な課題の一つです。まず、住まいの耐震診断を受け、必要に応じて耐震補強工事を行うことが不可欠です。特に古い建物では、新しい耐震基準に適合しているかを確認することが必要です。また、家具の固定や避難経路の確保、非常持ち出し袋の準備など、家庭内でできる対策を徹底しましょう。さらに、自治体が提供する防災情報やハザードマップを活用し、周囲のリスクを認識することも重要です。そして、以下のサイト(東京備蓄ナビ)でご家族分の備蓄量を確認してください。想像以上の量です。日本の住宅は備蓄庫がありませんが、床下や収納スペースを上手に利用して、備蓄庫を作ることをお勧めします。

備蓄イメージ

東京備蓄ナビ

■耐震性の高い住宅

巨大地震に備えるためには、耐震性の高い住宅が必要です。新築を考える場合、特に鉄筋コンクリート(RC)造の住宅が推奨されます。RC造は地震の揺れに強く、火災にも耐性があるため、非常に安全です。また、木造住宅でも最新の耐震基準を満たす設計に加え、防火性能を強化することで、より 安全な住宅を実現できます。既存の住宅についても、耐震補強や火災対策を行うことが必要です。家族の命を守るため、今からできる備えを始めましょう。

相川スリーエフは、構造別に住宅を提案いたします。
RC住宅をご検討の方はこちら
木造住宅をご検討の方はこちら

■南海トラフ地震、首都直下地震

南海トラフ地震や首都直下地震は、日本全体にとって深刻な脅威です。30年以内に発生する可能性が高く、特に南海トラフ地震では最大で32万人以上の死者が想定され、首都直下地震でも甚大な被害が予測されています。今回の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の発表で、いつ発生してもおかしくない状態になったと思われがちですが、今までも同じく、いつ発生するかわからない状態でした。よく使われる言葉ですが「正しく恐れる」。その通りだと思います。とは言え、いつ発生してもおかしくないのは事実です。

もし、これらの地震が発生すれば、広範囲にわたるインフラ破壊や経済的損失が避けられません。最新のシミュレーション結果を基に、政府や各自治体は防災対策を強化しており、私たち一人ひとりもそれに対応する準備が求められています。

■密集地での被害と避難の重要性

東京23区などの密集地では、地震による被害が特に深刻化する可能性があります。特に高層ビルや狭い路地が多い地域では、建物の倒壊や火災が広がりやすく、避難経路の確保が難しくなる恐れがあります。そのため、事前に避難場所を確認し、家族や親族との避難計画を共有することが重要です。また、最悪の事態に備え、地方に住む親族との避難場所の調整も考えておくべきです。こうした防災対策は、一人ひとりの命を守るだけでなく、地域全体の安全を確保するためにも必要不可欠です。

南海トラフ地震が発生した場合、東側で発生の場合、西側で発生の場合、その時どうするか。名古屋大学名誉教授あいち・なごや強靭化共創センター長、福和伸夫教授監修の漫画です。

西側で発生した場合の漫画

東側で発生した場合の漫画

相川スリーエフは、新築だけではなく、耐震補強工事を含む改修工事も行なっています。多くの古い木造住宅が、東日本大震災の大きな揺れでも持ちこたえました。しかし、柱と梁の接合部が緩んだり、瓦の下地がズレるなど、あらゆる部分にダメージを受けている可能性もあります。気になる箇所があればご相談ください。

 

浴室をリフォームするならボディーハグシャワー付きがお勧めです(2024年07月07日)

 

浴室をリフォームするならボディーハグシャワー付きがお勧めです。

目次

■ ボディハグシャワー

温かさに包まれる新しいシャワー体験

「シャワーだけだと体が温まりにくい」「湯船に浸かる時間がなくてシャワーで済ませてしまう」――そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。シャワーだからと諦める前に、ぜひLIXILのボディハグシャワーをご紹介します。

可動式アームでシャワーの角度や向きを自由に調整し、まるでお湯に優しく包まれるような入浴体験が可能です。LIXILが提案する新しいシャワースタイル、その魅力をご覧ください。

 

■ どこでも簡単に、リラックスした入浴を

最近、湯船に浸かる習慣が減っていますが、忙しい日々の中で心身をリラックスさせる時間は大切です。ボディハグシャワーなら、たった5分のシャワーで湯船に浸かったようなリラックス効果が得られます。新しいリラックス習慣がきっと生まれるでしょう。

■ 車椅子の方でも安心の入浴体験

ボディハグシャワーは、車椅子をご利用の方でも安心して使用できます。車椅子のまま入浴が可能で、浴槽に入らなくても全身を温めることができるので、誰もが快適なシャワー時間を楽しめます。

■ 簡単な取り付けと魅力的な価格

後付けも可能なボディハグシャワーの価格は取り付け費用込みで22万円(税別)。特にバリアフリー仕様の浴室にリフォームする際に、初めからボディハグシャワーを設置するのがおすすめです。長く便利に、そして快適にお使いいただけるように、心を込めてご提案します。

■ シャワー好きの夢を叶えるデザイン

「もっと大きなシャワーヘッドが欲しい」と思ったことはありませんか?ボディハグシャワーはその夢を実現し、全身を包み込むように設計されています。体験をご希望の方はぜひご相談ください。

新築でもリフォームでも、最高のご提案をお約束します。

■ 簡単な後付け設置とそのメリット

今のお風呂に後付けする場合、調査が必要ですが、1時間で設置が可能です。

取付動画

■ ボディハグシャワーの水量および光熱費について

ボディハグシャワーは特別に多くの水量を使うわけではありません。家庭の水圧等の使用条件によりますが、適正流量は9L/分~で、従来型のハンドシャワーの流量と大差ありません。浴槽に湯を貯めた場合、およそ200L超の水量が必要です。効率的に全身を温められると同時に浴槽の利用および清掃が減り、約36%のCO2削減に貢献します。年間で水道料金とガス料金あわせて約19,700円の節約が可能です。

■ ボディハグシャワー付きユニットバスの価格

ユニットバスから新たなユニットバスに交換する場合、ボディハグ付きの価格は以下の通りです。工事費を含む価格です。当社はLIXILの正規ディーラーのため、このような価格が実現いたします。

  • サイズ160センチ×160センチ 597,500円〜(税込)
  • サイズ120センチ×160センチ 552,000円〜(税込)

上位グレードもご用意しています。商品の良さを知っていただくために、ショールームをご覧ください。床の柔らかさ、壁の質、ドアの種類、色の組み合わせ、自分だけのユニットバスを作りましょう。当社のクライアント様は必ずショールームでじっくり打ち合わせを行います。必ずご満足いただけます。

当社の施工エリアは首都圏全域です。お近くのLIXILショールームをご案内いたします。世田谷区成城オフィスからは用賀に、新宿オフィスからは真隣の大型ショールームへ、船橋南オフィスからは夏見のショールームをご利用いただけます。

 

住宅を買う時期について解説します。(2024年06月22日)

 

 

お客様から増えた相談内容。「新築したいのですが数年後の価格は上がりますか?」について解説します

目次

  1. はじめに
  2. 物価上昇とその要因
  3. 建設資材と建築費の推移
  4. 今後の建築費の見通し
  5. 政府の影響と2024年問題
  6. エネルギー価格と住宅価格の関係
  7. 法改正と金利の動向
  8. 住宅購入のタイミングについて
  9. まとめ

1. はじめに

新型コロナウイルスの影響が収まった現在、物価高騰が社会問題として浮上しています。食品や光熱費などの日常生活費の上昇が話題になる中、住宅価格についても同様の懸念が広がっています。インターネット検索では「今家を買う人が信じられない」といったキーワードが多く検索されている現状を踏まえ、この記事では住宅購入のタイミングについて詳しく解説します。

2. 物価上昇とその要因

物価上昇はさまざまな要因により引き起こされています。特に建設関連の物価は2020年以降急激に上昇しています。その背景には、建材費や職人の人件費、燃料費の上昇があります。以下の表をご覧ください。

建設関連データ

建設資材物価指数 建築費指数 ガソリン価格 (円/L) 電気代 (円/kWh) ガス代 (円/m³) 住宅ローン金利 (%)
2015 100 100 110 22 50 0.50
2016 102 101 112 23 52 0.52
2017 104 102 115 24 54 0.54
2018 103 103 118 25 56 0.55
2019 105 104 120 26 58 0.56
2020 108 107 123 27 60 0.58
2021 115 115 130 28 65 0.60
2022 125 125 135 30 70 0.65
2023 130 130 140 32 75 0.70
2024 135.8 137 145 35 80 0.75

3. 建設資材と建築費の推移

建設資材物価指数と建築費指数は共に急激に上昇しています。具体的な数値を見ると、建設資材物価指数は2015年を100とした場合、2024年には135.8に達しています。また、建築費指数も同様に急上昇し、直近では約40%の上昇を記録しています。

建設資材物価指数

建設資材物価指数
2015 100
2016 102
2017 104
2018 103
2019 105
2020 108
2021 115
2022 125
2023 130
2024 135.8

建築費指数

建築費指数
2015 100
2016 101
2017 102
2018 103
2019 104
2020 107
2021 115
2022 125
2023 130
2024 137

4. 今後の建築費の見通し

今後も建築費は上昇を続けると予測されています。これは、政府の賃上げ要求や2024年問題など、多くの要因によるものです。以下にその詳細を解説します。

4.1 政府の賃上げ要求

政府は国民の所得を増やす方針を掲げ、建設業界に対しても賃上げを要求しています。具体的には、公共事業の労務単価を前年比5.9%引き上げるなどの措置が取られています。この賃上げ政策は、建設業界全体に波及し、建築費のさらなる上昇を引き起こします。

4.2 2024年問題

2024年問題とは、労働時間の上限規制や割増賃金引上げなど、労働環境の厳格化を指します。中小企業における残業代の引き上げや時間外労働の上限規制が導入されることで、建設業界全体のコストが増加します。これにより、建築費のさらなる上昇が見込まれます。

5. 政府の影響と2024年問題

政府の政策と2024年問題は、建築費の上昇に大きな影響を与えています。ここでは、その具体的な内容を深掘りします。

5.1 政府の賃上げ政策

政府は、物価高騰に対処するために国民の所得を増やす方針を掲げています。具体的には、建設業界に対して賃上げを要求しており、これが建築費の上昇に繋がっています。以下の表は、賃上げ政策の影響を示しています。

賃上げ率 (%)
2019 2.5
2020 3.0
2021 4.2
2022 5.0
2023 5.5
2024 5.9

5.2 2024年問題の詳細

2024年問題とは、労働環境の厳格化を意味します。中小企業における残業代の引き上げや時間外労働の上限規制が導入されることで、建設業界全体のコストが増加します。これにより、建築費のさらなる上昇が見込まれます。

6. エネルギー価格と住宅価格の関係

エネルギー価格の高騰は、住宅価格に直接影響を与えます。ここでは、その具体的な関係を詳しく解説します。

6.1 ガソリン価格の高騰

ガソリン価格の高騰は、建設業界に直接的な影響を与えます。建設機械や輸送用トラックの燃料費が増加するため、工事全体のコストが上昇します。例えば、基礎工事や土木工事で使用される重機の燃料費が増加すると、その分のコストが建築費に反映されます。

ガソリン価格 (円/L)
2015 110
2016 112
2017 115
2018 118
2019 120
2020 123
2021 130
2022 135
2023 140
2024 145

6.2 電気代とガス代の上昇

住宅の建設やリフォームでは、大量の電気とガスが使用されます。電気代やガス代の上昇は、建設現場での機器運用コストを増加させるため、建築費に直接影響を与えます。これらのエネルギーコストの増加は、住宅価格の上昇に直結します。

電気代 (円/kWh) ガス代 (円/m³)
2015 22 50
2016 23 52
2017 24 54
2018 25 56
2019 26 58
2020 27 60
2021 28 65
2022 30 70
2023 32 75
2024 35 80

7. 法改正と金利の動向

住宅に関連する法改正や金利の動向も、住宅価格に大きな影響を与えます。ここでは、その具体的な内容を詳しく解説します。

7.1 4号特例廃止

4号特例の廃止により、住宅の建設コストが増加します。これは、申請手続きが複雑化するためです。以下にその詳細を解説します。

7.2 住宅ローン金利の上昇

日銀が長期金利の上限を引き上げたことで、住宅ローン金利も上昇傾向にあります。特に固定金利型住宅ローンの金利が引き上げられ、今後も変動金利の上昇が予測されています。金利の上昇は住宅購入者の返済負担を増加させ、購買意欲に影響を与える要因となります。

住宅ローン金利 (%)
2015 0.50
2016 0.52
2017 0.54
2018 0.55
2019 0.56
2020 0.58
2021 0.60
2022 0.65
2023 0.70
2024 0.75

8. 住宅購入のタイミングについて

これまでの分析を踏まえ、住宅購入の最適なタイミングについて考察します。多くの人々は「価格が落ち着くまで待つべきか?」と悩むかもしれませんが、実際には早めに行動する方が賢明です。

8.1 早期購入のメリット

早期に住宅を購入することで、建築費や資材費の上昇を回避でき、コストを抑えることができます。また、住宅ローン金利の上昇前にローンを組むことで、返済負担を軽減することが可能です。以下に早期購入の具体的なメリットを示します。

8.2 待つリスク

住宅購入を待つリスクとして、建築費や資材費のさらなる上昇、住宅ローン金利の上昇が挙げられます。これにより、購入コストが増加し、将来的に高額な負担を強いられる可能性があります。

9. まとめ

この記事では、住宅購入のタイミングについて詳しく解説しました。物価上昇や建築費の高騰、エネルギー価格の上昇、法改正や金利の動向など、多くの要因が住宅価格に影響を与えています。これらの要因を総合的に考慮すると、住宅の購入は早めに行動することをお勧めします。早期購入のメリットと待つリスクを理解し、最適なタイミングで行動することが重要です。とは言え、住宅は大きな買い物です。当社はご予算に応じて、住宅グレードを複数ご用意しています。どのグレードも真剣に設計をして素晴らしい建物です。ご安心ください。そして、土地探しもお手伝いしています。土地と建物、諸費用を総合的にご提案いたします。ちなみに、マンション価格も上昇が続いています。マンションも戸建住宅も早期購入がお勧めです。もし、中古を購入してリノベーションする場合、こたらも案件探しからお手伝いします。また、当社が持つ未公開物件もございます。お気軽にご相談ください。

 

東京都知事選挙と東京都の巨大さについて。  (東京都の注文住宅は相川スリーエフのお任せください)(2024年06月16日)

 

 

東京都の注文住宅は相川スリーエフ

目次

東京都知事選挙と東京都の巨大さ

こんにちは。WEBマーケティング担当の佐藤凛です。
東京都知事選挙が近づいていますね。当社は世田谷成城、新宿、池袋、小岩などに支店があり、社員も東京都民が多く在籍しています。
東京都は日本を動かす力がある首都です。都知事の権限もあまりに大きく、それは大統領と同等ではないでしょうか。
補助事業や様々な政策も東京都が大きく関係します。今回の都知事選、私たちも注目しています。当社は、東京都内で多くの新築住宅、リノベーションを手掛けています。東京都知事の政策は常に気にしています。誰が知事になっても東京を魅力ある街にしていただければ嬉しいですね。

東京都の規模と都知事選挙の重要性

東京都は1400万人を超える人口を抱え、有権者は1100万人に達します。2020年の都知事選挙では現職の小池百合子氏が366万票で再選を果たしました。これはニューヨーク市長選挙やロンドン市長選挙と比べても圧倒的な規模です。

都市 選挙年 当選者 得票数
東京都 2020年 小池百合子氏 366.1万票
ニューヨーク市 2021年 アダムス氏 75.4万票
ロンドン市 2024年 カーン氏 108.8万票

このように、東京都知事選挙は世界的にも非常に大規模であり、その重要性は計り知れません。
東京都の不動産は上昇を続けています。それは、魅力的な街だからです。東京の高価な敷地に戸建てを建築するならば、素敵な住宅を建てたいですよね。当社が精一杯応援します。

都知事選挙の有権者数と投票率

東京都知事選挙の有権者数は1100万人に達し、前回選挙では50~60%前後の投票率で推移しました。これは他の都道府県知事選挙と比較しても高い水準です。

都道府県 投票率
東京都 60%
神奈川県 50%
愛知県 55%
大阪府 45%

東京都の財政規模と自治体の比較

東京都の予算規模は16.6兆円に達し、これは中規模の国家と同等の規模です。以下の表は東京都と他の主要国の財政規模を比較したものです。

国・自治体 財政規模(兆円)
スウェーデン 20.1
東京都 16.6
チェコ 15.1
マレーシア 13.1

東京都の税収と職員数

東京都の税収は6.39兆円で、他の大都市圏と比較しても圧倒的です。また、東京都の職員数は17万人に達し、中央省庁を上回る規模です。

自治体・省庁 職員数(万人)
東京都 16.7
財務省 7.3
国土交通省 6.0
法務省 5.6

東京都のGDPと世界の都市ランキング

東京都のGDPは109.6兆円で、日本の都道府県の中でも群を抜いています。森記念財団が発表する「世界の都市総合力ランキング」では、東京は3位にランクインしています。

都市 総合力ランキング
ロンドン 1位
ニューヨーク 2位
東京 3位
パリ 4位

立候補者とその背景

今回の都知事選挙には40人以上が立候補を表明しています。中でも注目される候補者をいくつか紹介します。

  • 現職の小池百合子氏 – 東京都知事2期連続の現職。都議会で再選を宣言しました。彼女の施策には高齢化対策や環境問題への取り組みが含まれます。
  • 参院議員の蓮舫氏 – 国政から転身。新たな政策提案として、透明性の高い都政運営や福祉政策の充実を掲げています。
  • 田母神俊雄氏 -航空自衛官、軍事評論家、政治活動家。第38代航空総隊司令官、第29代航空幕僚長。最終階級は航空幕僚長たる空将。 航空自衛隊退官後、太陽の党代表幹事兼国民運動本部長、次世代の党副代表を歴任。

東京都の歴史と発展

東京都の歴史は江戸時代に遡ります。1603年、徳川家康が江戸に幕府を開いたことで江戸は日本の政治・経済・文化の中心地となりました。1868年の明治維新後、江戸は東京と改名され、以降、急速な近代化が進みました。
1943年には東京都制が施行され、東京府と東京市が統合されて現在の東京都が誕生しました。戦後の復興期には、都心部の再開発やインフラ整備が進み、東京オリンピック(1964年)を契機に国際都市としての地位を確立しました。

現代の東京とその課題

現在、東京は日本の人口の1割超、東証上場企業の5割超が集まる経済の中心地です。その名目域内総生産(GDP)は100兆円を超え、世界有数の都市としての地位を維持しています。森記念財団が毎年公表する「世界の都市総合力ランキング」では、2016年にパリを抜き、3位を維持しています。東京の特徴と直面する課題についてさらに詳しく掘り下げます。

インフラの老朽化と再開発
東京は高度経済成長期に急速に発展したため、多くのインフラが老朽化しています。老朽化した建物やインフラの更新・再開発が必要ですが、それには膨大な費用と時間がかかります。特に、耐震化やバリアフリー化など、安全性と利便性を高めるための取り組みが求められます。

高齢化社会への対応
東京も他の日本の地域同様に高齢化が進んでいます。高齢者が安心して暮らせる社会を実現するためには、医療・福祉サービスの充実やバリアフリー化、地域コミュニティの強化が必要です。また、労働力の確保も重要な課題であり、若年層の都市への流入促進や高齢者の社会参加支援が求められます。

環境問題と持続可能な都市づくり
環境問題も東京が直面する大きな課題の一つです。都市のヒートアイランド現象、交通渋滞、空気汚染などが挙げられます。これらの問題に対処するためには、緑化の推進や公共交通機関の充実、クリーンエネルギーの導入が必要です。また、持続可能な都市づくりのために、循環型社会の構築や資源の有効利用も求められます。

経済の多様化と国際競争力の強化
東京は日本経済の中心地であると同時に、国際的な経済都市としての地位を確立しています。これを維持・強化するためには、産業の多様化と新興産業の育成が重要です。特に、デジタルトランスフォーメーション(DX)やスタートアップ企業の支援、外国企業の誘致が求められます。また、国際競争力を強化するためには、英語教育や多文化共生の推進も必要です。

東京都の選挙制度と二元代表制

東京都は日本の地方自治体として、住民が直接選挙で首長(都知事)と議員をそれぞれ選ぶ二元代表制を採用しています。これは、首長と議会がそれぞれ独立して選出される制度であり、相互に牽制し合いながら行政を行う仕組みです。この制度により、都民の多様な意見が反映されやすくなっています。

都知事の権限と役割
都知事は東京都の行政の最高責任者として、大きな権限を持っています。東京都の予算の策定や施策の実行、条例の提案など、多岐にわたる職務を担当します。また、都知事は東京都の代表として国内外での活動も行い、都市の魅力や政策を発信します。

議会の役割と機能
東京都議会は都民の代表として、都知事が提案する予算や条例の審議・承認を行います。また、行政の監視・チェック機能を果たし、都知事の施策や行政運営に対する意見や提案を行います。議会と都知事の関係は、二元代表制の下でバランスを保ちながら機能しています。

東京都の魅力と未来への展望

東京はその多彩な文化と豊かな歴史、そして先進的な都市づくりで世界中の人々を魅了しています。以下に、東京都の魅力と未来への展望をいくつか紹介します。

文化と伝統
東京は江戸時代から続く長い歴史を持ち、その中で育まれた独自の文化と伝統が息づいています。浅草や上野などの歴史的な地域や、歌舞伎や落語といった伝統芸能は今でも多くの観光客を引き付けています。また、現代アートやファッション、音楽などのサブカルチャーも盛んで、世界中から注目を集めています。

先進的な都市づくり
東京は技術革新の最前線に立ち、スマートシティの実現に向けた取り組みを進めています。5Gの普及やAI、IoTの活用により、より便利で快適な都市生活を提供することを目指しています。例えば、スマート交通システムの導入や環境負荷を減らすエコロジカルな都市設計が進んでいます。

国際都市としての役割
東京は国際都市として、多くの外国人が住み働いている都市です。多文化共生を推進し、外国人にとっても住みやすい環境を整備することが求められます。これにより、国際的なビジネスや観光の拠点としての役割を強化し、さらに多くの人々を引き付けることができるでしょう。

未来への展望
東京の未来は、持続可能な都市づくりと多様な文化・経済の共存にかかっています。環境問題や高齢化といった課題に対応しつつ、技術革新を取り入れた新しい都市モデルを構築することが求められます。また、東京オリンピック・パラリンピックのレガシーを活かし、国際的な都市としての魅力をさらに高めることが期待されます。

まとめ

東京都知事選挙は、世界でも屈指の規模と注目度を誇る選挙です。東京都の歴史や現代の課題、そして未来への展望を考えると、この選挙の重要性はさらに際立ちます。都知事選挙の結果が東京都の将来を大きく左右することは間違いありません。都民一人ひとりが未来を見据え、自分たちの代表を選ぶことが求められます。

今後も東京都はその魅力を維持しつつ、持続可能な発展を続けることが期待されます。次の都知事がどのようなビジョンを持ち、どのように東京都を導いていくのか、注目が集まります。さて、魅力あふれる東京に住みたいとお考えのあなた。中古マンションや土地探し、住宅建築、リフォーム、リノベーション、不動産のことなら相川スリーエフにお任せくださいませ。

東京都の注文住宅は相川スリーエフ

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注目される令和の木製窓 新築にもリフォームにも。東京都、千葉県の窓リフォームはお任せください。(2024年06月10日)

 

 

注目される令和の木製窓

■ 木製窓の歴史

昭和初期の木製窓

昭和初期、日本の住宅に使用されていた窓はほとんどが木製でした。当時の木製窓は、現代のような断熱性能や気密性能を持たず、シンプルな構造でした。しかし、木製窓はその自然な風合いや温かみのある外観から、多くの人々に愛されていました。

戦後の変遷

戦後、日本の住宅市場には大きな変化が訪れました。経済成長とともに、住宅の量産が進み、窓の素材も変わっていきました。まず登場したのが鉄製の窓です。鉄製の窓は、木製に比べて強度が高く、耐久性に優れていました。しかし、錆びやすいという欠点もありました。

その後、アルミニウム製の窓が普及し始めました。アルミ窓は軽量で腐食しにくく、メンテナンスが比較的容易でした。これにより、昭和中期から昭和後期にかけて、アルミ窓は日本の住宅市場で主流となりました。

樹脂窓の登場

1990年代以降、環境意識の高まりとともに、断熱性能の高い住宅が求められるようになりました。この流れの中で注目されたのが樹脂窓です。樹脂窓は、アルミ窓に比べて断熱性能が高く、エネルギー効率の向上に寄与します。また、カーボンニュートラルの実現を目指す政府の政策もあり、樹脂窓は急速に普及しました。

補助金や助成金の影響

断熱性能の高い住宅を推奨する国の政策により、補助金や助成金もかつてない規模で提供されています。これにより、多くの家庭が断熱性能を高めるために窓のリフォームを行うようになりました。住宅のパーツとして欠かせない窓を樹脂製にすることで、住宅全体の断熱性能が大幅に向上します。

■ 木製窓の復権

現代の木製窓

そして、2024年になり、更に上をいくであろう木製窓が注目されています。現代の木製窓は、昭和初期の木製窓とは比べ物にならないほど技術的に進化しています。まず、構造が大きく異なります。気密性能や断熱性能を徹底的に研究し、隙間なく設計されたフレームに、ペアガラス、トリプルガラス、さらにはLOWEガラスやガス入り硝子、真空硝子を組み合わせるのです。

欧州の影響

このような高性能な木製窓は、欧州ではすでに一般的です。欧州から日本に移り住んだ人々がまず感じるのは、日本の住宅は何故こんなにも寒いのか、ということです。日本は、戦後から家を持つことが夢のひとつであったため、それを叶えるために安くて性能の悪い家が飛ぶように売れました。少しくらい寒かろう暑かろうは、鍛え上げられた精神で乗り越えてきたと言っても過言ではありません。

■ 日本の住宅事情と木製窓

スクラップ&ビルドの文化

結果として、粗悪な住宅が増え続け、スクラップ&ビルドの文化が根付いてしまいました。これを是正しようと、国も長期優良住宅を推進するようになりました。壊さずに長く使うことは、国民の資産を保つことにもなります。そして、良い住宅に住むことは、健康にも良く、環境にも良いのです。

LIXILとYKKの取り組み

窓メーカー各社も木製窓の投入を相次いで発表しています。YKK APは木製窓市場に再参入し、再生可能な国産ヒノキの集成材を使ったトリプルガラス木製窓を2024年7月22日に発売します。LIXILも同社初となる木製窓を2025年度に投入予定です。いずれも地球環境に配慮した上で品質やデザイン性を追求している点をアピールしています。

YKK APのトリプルガラス木製窓は、一戸建ての木造住宅に加え、集合住宅など非木造建築物にも対応可能です。価格は幅2600ミリメートル、高さ2430ミリメートルの片引き窓の場合で搬入費や施工費を除き約170万円と、樹脂窓の2倍程度です。室外側はアルミニウムをかぶせたアルミクラッド構造となっており、2028年度には57億円の売り上げを目指しています。

同社は2030年度に木製窓の出荷比率を2023年度実績のゼロから20%に引き上げる計画です。魚津彰社長は「2030年度に売上高1兆円と営業利益率10%を目指す中、方針の一つ『新たな顧客価値の提供』として木製窓がある」と説明しています。「断熱性能や意匠性、サステナブル(持続可能)を考慮して木製窓のアイテムを拡充したい」と展望しています。

同社の調査によると、木製窓の普及率は米国の約32%(2021年)、ドイツの約14%(同)に対し日本は0.3%(2024年)にとどまります。木製窓は断熱性能が高く自然性な風合いが魅力ですが、手入れが難しく高価格なのが課題です。

同社は1980年代から2000年代にかけて木製窓を3回投入しましたが、売り上げは伸びず、品質面などで課題を残してきました。海外の先進技術を取り入れようと2017年にドイツで窓の研究開発拠点を開設し、現地の設備メーカーと対話を重ねてきました。姫野賢商品開発本部長は「過去の失敗を克服したい」と力を込めています。

LIXILも一戸建て住宅の引き違い窓を主な対象に、国産無垢材を使った木製窓を2025年度に発売する予定です。伐採して使うとともに植樹する循環利用がしやすい国産木材を活用することで、環境負荷を低減することを目指しています。

■ 木製窓の未来

木製窓は、その自然な風合いや高い断熱性能から再び注目されています。しかし、高価格や手入れの難しさといった課題も存在します。今後、技術の進化や市場の変化により、これらの課題が克服され、木製窓が日本の住宅市場でさらなる普及を果たすことが期待されます。

日本の住宅市場は、戦後の急速な発展とともに多くの変遷を経てきました。木製窓の復権は、その中でも特に注目される動きの一つです。今後も、環境に配慮した高性能な木製窓が多くの家庭に導入されることで、日本の住宅環境が一層向上することを期待しています。

■ 国内の既存木製窓製作工場

国内外には複数の木製窓メーカーが存在します。海外では比較的大規模な企業がありますが、国内では中小企業が独自の設計で木製窓を製作しています。どれも個性的であり、相川スリーエフも複数を仕入れて施工を行ってきました。しかし、木製窓は非常に複雑な構造であり、どうしても漏水や腐食の問題がついて回るものです。窓は躯体に埋め込まれるパーツであるから、施工後は簡単に交換ができません。そのため、相川スリーエフでは、サッシ設計や施工管理が確実な施工方法を設計事務所やゼネコンと打ち合わせながら工事を進めていくのです。

それでも、やはりトラブルはあります。その際、補償問題に大きな課題がありました。海外メーカーは、保証についての期待はできません。一方国内メーカーは補償額に限界があります。また、メンテナンス部品や、アフターサービスにも問題がありました。今回、国内の大手サッシメーカーが木製窓に参入することで、それらの不安が払拭されると考えています。ただ、価格面では国内中小企業メーカーが有利となります。弊社は、トラブルを極限まで減らす努力を行う企業です。しっかりとした設計施工を行います。ご興味があればご相談ください。

会社名


住 所
TEL
FAX

(株)アイランドプロファイル
141-0031
東京都品川区西五反田7-13-6 SDI五反田ビル6F
03-5740-6625
03-5740-6626

(株)アイ・エイチ
103-0004
東京都中央区東日本橋2丁目2-2 池上ビル3F
03-5833-2245
03-5833-5253

アルス(株)
992-1128
山形県米沢市八幡原2-444-7
0238-40-8612
0238-40-8613

(株)ウッドテック秋富
386-2201
長野県上田市真田町長5589
0268-72-2003
0268-72-3888

MSH(株)
105-0014
東京都港区芝3-4-11 芝シティビル203号
03-3456-3325
03-3456-3327

(株)川上製作所
958-0822
新潟県村上市工業団地内339-22
0254-53-3030
0254-52-1660

加茂建具協同組合
959-1384
新潟県加茂市寿町16-6
0256-52-0893
0256-52-5208

キマド(株)
930-0873
富山県富山市金屋555
076-439-8111
076-439-9777

(株)小島工作所
854-0066
長崎県諫早市久山町2014-73
0957-25-2277
0957-25-2288

シー・ティ・エス(株)
939-2361
富山県富山市八尾町三田38
076-454-4810
076-454-4899

タミヤ(株)
636-0245
奈良県磯城郡田原本町味間34
0744-34-1000
0744-34-3400

(株)日本の窓
034-0105
青森県十和田市大字八斗沢字八斗沢68-1098-1
0176-58-6070
0176-58-6080

(株)フジタ
771-4307
徳島県勝浦郡勝浦町大字三渓字中村98-1
080-8633-7928
050-3438-9010

森の窓(株)
929-1403
石川県羽咋郡宝達志水町所司原栗小羽南平1
0767-29-4006
0767-29-4007

㈱モローズ
104-0051
東京都中央区佃2-22-6 CASA相生B-1006
03-6279-3188
03-6279-3189

(株)山崎屋木工製作所
387-0017
長野県千曲市中555-1
026-272-2765
026-272-2765

ユニウッド(株)
958-0837
新潟県村上市三之町4-28
0254-52-5205
0254-52-5207

■ 海外の木製窓メーカー

欧州の木製窓メーカー

  1. Internorm(インターノルム)
    本社:オーストリア
    特徴:高性能な断熱・防音窓を提供し、環境に配慮した製品が多い。
  2. VELFAC(ヴェルファック)
    本社:デンマーク
    特徴:モダンなデザインと高い断熱性能を兼ね備えた木製窓を提供。
  3. Rationel(ラショネル)
    本社:デンマーク
    特徴:エネルギー効率に優れた窓を提供し、デザイン性も高い。
  4. Pella(ペラ)
    本社:アメリカ
    特徴:伝統的な木製窓から現代的なデザインの窓まで幅広いラインナップを持つ。
  5. Marvin Windows and Doors(マーヴィン ウィンドウズ アンド ドアーズ)
    本社:アメリカ
    特徴:高いカスタマイズ性と品質を誇る木製窓を提供。
  6. Sokolka(ソコルカ)
    本社:ポーランド
    特徴:ヨーロッパ市場で人気の高い木製窓メーカーで、高品質の木材を使用。

アジアの木製窓メーカー

  1. Aluplast(アルプラスト)
    本社:ドイツ(アジア支社もあり)
    特徴:高い断熱性能と環境に優しい製品を提供。
  2. Lingel(リンゲル)
    本社:ドイツ(インド市場にも進出)
    特徴:ドイツの技術を活かした高性能な木製窓を提供。

その他の地域

  1. Andersen Windows(アンダーセン ウィンドウズ)
    本社:アメリカ
    特徴:広範な製品ラインナップを持ち、高性能な木製窓を提供。

■ まとめ

木製窓はその魅力的な外観と優れた断熱性能から、再び注目されています。特に、環境意識の高まりと断熱性能の向上が求められる現代において、木製窓はその価値を再評価されています。しかし、手入れの難しさや高価格といった課題も存在します。今後、技術の進化や市場の変化により、これらの課題が克服され、木製窓がさらに普及することが期待されます。

東京都、千葉県のマンション、戸建住宅のサッシカバー工法は相川スリーエフにお任せください。弊社は長年の経験と技術を生かし、高品質な木製窓の設計・施工を行っております。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

国内外のメーカーの製品を取り扱い、皆様のニーズに合わせた最適な提案をいたします。木製窓の魅力と可能性を最大限に引き出すために、私たち相川スリーエフが全力でサポートいたします。

お問い合わせ先:
会社名:株式会社相川スリーエフ
住所:千葉県船橋市湊町3-7-8
TEL:047-433-2551
建材カンパニー ビル建材事業部

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株式会社LIXIL(以下 LIXIL)は、豊かで快適な暮らしを実現し、環境負荷を低減した、地域に最適な窓『GREEN WINDOW』の新たな選択肢として、国産木材(無垢材)を使った窓を、2025年に発売します。

YKKap木製窓APW

空き家の相続放棄を検討する方へ:不動産のお悩みは当社にご相談ください[不動産に関するお悩み](2024年05月19日)

 

 

空き家の相続放棄を検討する方へ:不動産のお悩みは当社にご相談ください

■はじめに

相続放棄が年々増加しているというニュースをご存知でしょうか。相続放棄とは、故人が残した財産をプラスもマイナスも含めて一切引き継がない手続きです。日本全国の家庭裁判所で受理される相続放棄の件数は増加の一途をたどっており、令和4年(2022年)には過去最多の26万497件に達しました。

相続放棄が増える背景には、地方にある実家の維持管理が負担となり、相続を放棄するケースが多いことが挙げられます。また、遠い親戚との関わりを避けるために遺産を受け取らない選択をする人も増えています。

本コラムでは、相続放棄を検討している方々がどのような選択肢を持っているのか、そして私たちの会社に相談することで得られるメリットについて詳しくご紹介します。

■相続放棄とその手続き

相続放棄は、相続開始を知った日から3ヶ月以内に家庭裁判所に申請しなければなりません。この手続きは一度行うと原則として撤回できませんので、慎重に判断する必要があります【※3】。

一方で、相続放棄を選択する理由の一つには、マイナスの財産を引き継ぎたくないという点が挙げられます。例えば、故人が多額の借金を残していた場合、それを相続人が引き継ぐことになります。このような場合には、相続放棄を選ぶことが合理的な選択肢となるでしょう。

■リフォームや売却、賃貸などの選択肢

相続放棄を考える前に、まずは不動産の利用価値を見直してみてはいかがでしょうか。相続する実家がマイナス資産になるのではないかと心配される方も多いですが、実際にはリフォームや売却、賃貸など多くの選択肢があります。

リフォームして売却

リフォームを施してから売却することで、不動産の価値を大きく向上させることができます。特に、築年数が経過した住宅でも、内装や設備を新しくすることで市場価値が上がります。リフォームの費用は一時的な負担となりますが、売却時にはその費用以上の利益を見込めることが多いです。

賃貸として活用

リフォームして賃貸物件として活用するのも一つの方法です。地方にある実家であっても、賃貸需要がある地域であれば安定した収入源となります。賃貸経営を始めることで、固定資産税や管理費用を賄うことができ、長期的には利益を生む可能性があります。

更地にして売却

建物が老朽化している場合や土地の利用価値が高い場合には、更地にして売却することも検討できます。建物を取り壊す費用がかかりますが、更地の状態で売却することで購入希望者が増える可能性があります。特に、都市部や開発が進んでいる地域では更地の需要が高いため、高値での売却が期待できます。

■当社に相談するメリット

相続に関する問題は複雑であり、一人で判断するのは難しいこともあります。そんな時には、ぜひ当社にご相談ください。当社は長年の経験と専門知識を持ち、皆様の不安を解消するお手伝いをいたします。

1. 適正な査定とアドバイス

当社では、お客様の不動産を適正に査定し、リフォームや売却、賃貸などの最適な活用方法をご提案します。査定額を算出することで、具体的な選択肢を持つことができ、安心して次のステップに進むことができます。

2. 秘密厳守の相談

お客様のプライバシーを尊重し、秘密を厳守いたします。安心してご相談いただける環境を提供し、お客様の信頼に応えます。

3. 豊富な経験と実績

当社は多くの相続問題を解決してきた実績があります。経験豊富なスタッフが、親身になってお客様の相談に乗り、最善の解決策を見つけ出します。

4. 例えばこんなご提案(お客様の声)

父が亡くなって5年が経過し、母が米寿を迎えて一人暮らしをしていましたが、母の健康状態が心配になり、施設に入所することを決断しました。実家は郊外の駅から徒歩20分程度の30坪の敷地に建つ築40年の木造住宅でした。私は長男で都心のマンションに家族と暮らしておりました。妹は北海道に嫁いでいます。母が施設に入ったことで実家が空き家となり、月に一度の手入れをしていましたが、やがて雨漏りが始まり修繕が必要となりました。見積もりは180万円でしたが、住んでいないためリフォームには消極的でした。母が施設に入所して3年目、肺炎で入院し、残念ながら3ヶ月後に亡くなりました。施設の費用が予想以上にかかり、実家を担保にして母名義で1000万円の借金をしていました。実家を売却して借金を返済しようと不動産会社に相談したところ、解体費用が300万円かかり、土地の坪単価が30万円で900万円、そのうち解体費用を差し引いて600万円が買取価格と言われました。これでは借金を返済できないため相続放棄を考えました。その時、知人の紹介で建築と不動産の両方を営む相川スリーエフさんに相談しました。前の不動産業者とは異なり、全く別の提案をされました。まず、土地の坪単価は40万円で、壊さずにリフォームして使うため解体費は不要とのことでした。これにより1200万円という買取価格が提示されました。これなら借金の返済が可能になります。さらに、リフォームして賃貸に出すと利回りが7%を超えることを教えてくれました。実家への思い入れもあり、この提案に非常に魅力を感じました。最終的に800万円をかけて賃貸用にリフォームし、貸し出すことに決めました。借金していた1000万円は金利が高かったため、リフォーム費用とともに借り換えを行い、1800万円を借りましたが、不動産価値が1200万円あるため安心感がありました。リフォーム後、若いご夫婦と保育園児の男の子、生まれたばかりの女の子が住むことになりました。まるで昔の自分の家族を見ているようで、とても嬉しく感じました。さらに、地価も年々上昇しており、良い提案を受けたおかげで、素晴らしい決断ができたと思います。

■まとめ

相続放棄を検討している方々にとって、相続に関する問題は非常に悩ましいものです。しかし、上記の例のように、リフォームや売却、賃貸などの選択肢を考えることで、マイナス資産をプラスに変える可能性があります。まずは当社にご相談いただき、専門的なアドバイスを受けることをお勧めします。

相続はの大きな決断が必要なときがあります。だからこそ、信頼できるパートナーと共に最適な解決策を見つけ出しましょう。相川スリーエフは皆様のご相談をお待ちしております。

 

サッシ屋のサッシ業務というお仕事について。サッシ屋で働こう!(2024年02月21日)

 

 

サッシ屋の魅力と機会: 建設産業でのキャリアを築く

紹介

株式会社相川スリーエフは、窓やその周辺の建築資材の組立、配送、取付けを専門とする中小企業です。AIやIT産業が注目される中、建設業界は依然として手作業の技術と人間の判断が重要とされる場であり、安定したキャリアを築きたい方には最適な選択肢です。このコラムでは、当社での仕事内容、研修制度、働き方、そして私たちがどのように従業員の成長とバランスの取れたライフスタイルを支援しているかをご紹介します。

仕事内容

当社の主な業務は、サッシ(窓枠)の組立て、配送、施工です。1.5トンのトラックを運転して、住宅やビルの建築現場に材料を搬入したり、サッシやガラスの施工作業を行います。1日の多くを現場で過ごし、具体的な作業は以下のように進行します:

  • 朝: 出社後、荷物の積み込みやチェックを行い、現地に向かいます。
  • 午前中: 建築現地でサッシを搬入。各現場で約1〜1.5時間程度かけて設置作業を行います。
  • 午後: 続いての現場に移動し、同様の作業を繰り返します。1日に平均2〜3件の現場を担当します。
  • 夕方: 帰社後、翌日の準備としてトラックへの荷物の積み込み、日報の作成を行います。

研修とスキルアップ

当社は、従業員一人ひとりがその潜在能力を最大限に引き出し、プロフェッショナルとして成長できる環境を提供しています。サッシの組立や配送だけでなく、営業、設計、積算、施工管理、バックオフィス業務といった多様な職種が当社には存在しており、それぞれの部署で専門性を高めることができます。

多様なキャリアパス

新入社員が当社に加わった際、まずは基礎からしっかりと学べる研修プログラムが用意されています。しかし、当社の真の強みは、一つの職種に留まることなく、興味や能力に応じて様々な部署で経験を積むことができる点にあります。例えば、技術職でスタートした後に、営業や施工管理へとキャリアをシフトすることも可能です。この柔軟性が、従業員一人ひとりのキャリアパスを豊かにし、多面的なスキルセットを身に付ける機会を提供します。

長期的なキャリアサポート

当社では、従業員のキャリアが長期にわたり持続可能であるようサポートする体制も整っています。キャリアの各段階で適切な研修、メンタリング、そして昇進の機会を提供することで、従業員が自己のポテンシャルを最大限に発揮できるよう努めています。また、職場の多様性を尊重し、異なる視点を持つ従業員が互いに刺激を受けながら成長できる環境を重視しています。

働き方

当社は、労働時間の管理に力を入れており、残業は月平均8時間と少なめです。年2回の賞与支給、昇給制度も整っており、労働と私生活のバランスを重視しています。転勤はなく、地元で長く安定して働きたい方にとって理想的な環境を提供しています。

継続的な学習とプロフェッショナルの指導

教育体制の核となるのは、継続的な学習の機会です。社内研修だけでなく、外部の専門トレーニングやメーカー主催のセミナーにも積極的に参加することが奨励されています。また、多くの経験豊富なプロフェッショナルが在籍しているため、日常の業務を通じて彼らから直接、実務の知識や技術、ビジネスのコツを学ぶことができます。これらの学習は、従業員が各自の業務において直面する課題に対処し、より高度な解決策を見出す力を養います。

成長を支える文化

当社では、個々の成長を全社的な目標と捉え、支援しています。これは、従業員一人ひとりが新しい技術を身につけることで、全社の生産性や効率が向上すると信じているからです。定期的なパフォーマンスレビューを通じて、個々の成長を評価し、適切なフィードバックとキャリアアップの機会を提供します。これにより、従業員は自己実現と職務の達成感を得ることができます。

未来への投資

当社での研修とスキルアップの取り組みは、単に今日の業務をこなすためだけではなく、将来にわたって業界をリードしていくための投資です。私たちは、技術が進化し続けるこの時代においても、常に最前線で活躍できる人材を育成することを目指しています。従業員が新しい技術や方法論を学ぶことは、競争の激しい市場での当社の地位を保つために不可欠です。私たちは、持続可能な成長を実現するために、従業員の知識とスキルの向上に積極的に投資しています。

チームとしての成長

私たちの研修プログラムは、個人のスキル向上だけでなく、チームワークと協働を重視しています。多様なバックグラウンドを持つスタッフが一堂に会し、互いに学び合う文化は、新しいアイデアや斬新な解決策が生まれる土壌を提供します。また、異なる部署間での知識の共有は、業務のシナジーを生み出し、プロジェクトごとに最適なチームを形成することを可能にします。これにより、全社としての競争力が向上し、各プロジェクトの成功率も高まります。

職場文化

私たちは「人間関係を大切に」をモットーにしています。チームワークを活かし、全員がスキルアップのチャンスを得られるようにしています。また、新卒や中途入社の区別なく、全員が公平に評価され、実力に応じたキャリアアップが可能です。そして何よりやり甲斐を見つけられる仕事です。結果、楽しく仕事ができるのです。「楽しくなければ仕事じゃない!」この理念をとても大切にしています。

結論:持続可能な未来への一歩

私たちが日々の業務を通じて目指すのは、単なる建築資材の提供者であることではありません。私たちは、人々の生活空間を形成し、地域社会に貢献するという大きな使命を担っています。サッシ屋としての仕事は、ただ窓を取り付けるだけではなく、家族が集い、子供たちが成長し、多くの思い出が生まれる「場」を創造することです。この職には、確かな技術と深い責任感が求められます。建設業界におけるAIや自動化の進展は否定できませんが、私たちの手による緻密な仕事が求められる場面は数多く存在します。それは、テクノロジーが決して代替できない、真の職人技です。私たちの仕事は、その精緻さと細やかな手作業によって、最終的な建築物に温もりと安心をもたらします。

また、私たちは単に仕事を行うだけではなく、新しい技術を学び、常に自己を高めることで個々のキャリアも育てています。新たな技術や方法を学ぶことで、自らのスキルセットを拡張し、更なる専門性と価値を業界に提供できるよう努力しています。これは、自己成長の旅でもあり、私たちが業界で重要な役割を担い続ける理由です。

さらに、当社では従業員一人ひとりがその能力を存分に発揮できる環境を重視しています。働きがいも、生活の質も、双方においてバランスを大切にすることで、従業員が幸せと感じる生活を実現しています。これは、職場だけでなく、私たちがサービスを提供する全ての家庭にも正の影響を与えることでしょう。

私たちの業界はこれからも変化し続けるでしょうが、基本的な価値としての「人と人との繋がり」を大切にしていくことが何よりも重要です。技術が進化しても、人間らしさを失わない職人の心を持ち続けること。それが私たちサッシ屋に求められる最も大切な資質です。この職を通じて、より良い社会を築く一員となれることを、私たちは誇りに思います。そして、これからもその誇りを胸に、一日一日を大切に、全力で業務に取り組んで参ります。

 

討論、木造住宅とRC住宅どっちがいい? 友人同士の本音トーク お客様インタビュー(2024年08月15日)

 

 

お客様インタビュー:木造住宅とRC住宅、友人同士の本音トーク

インタビュアー: 佐藤凛

インタビュアー: 今日は、木造住宅にお住まいのSHさんと、RC(鉄筋コンクリート)住宅にお住まいのNKさんにお話を伺います。お二人は長いお付き合いだと伺いましたが、それぞれの住宅に住んでみてどう感じているのか、ざっくばらんにお話いただければと思います。

SHさん: はい、よろしくお願いします。僕は3年前にハイクラスのハウスメーカーで木造住宅を新築しました。木造一択でした。だって、住宅性能値は最高だし、環境に優しい木造がこれからは転売しやすいと言われたので。木造ビルも増えていますしね。ただ、本音を言いますよ。正直言うと、木造住宅は強風時に揺れて怖いんですよ。特に台風のときは最悪です。家全体が揺れて寝ていても目が覚めるし、「大丈夫かな?」って思っちゃいます。

インタビュアー: そうなんですね。それはちょっと不安になりますね。NKさんのRC住宅では、そういった揺れはどうですか?

NKさん: 僕は建築家の友人宅に遊びに行ったとき、RC住宅を初めて知りました。その友人に相談したら、RC住宅が最強だと、、。木造は国の政策で推奨されているから性能値が高く出やすくなっているだけで、例えばRCの断熱性能はめちゃくちゃ高いよ。だって気密性能って知ってる?隙間が小さいほど良いんだけど、コンクリートを基礎から隙間なく打ち上げていくんだから隙間が無いんだよ。何より静かで揺れないよ。これを聞いて、RCにしました。実際に2年住んでいるけど揺れを感じないんですよ。台風が来てても、「本当に外で嵐が来てるの?」って思うくらい静かで、全然気にならないですね。むしろ、SHの話を聞いてびっくりしました。

SHさん: いやー、ほんと羨ましいよ。しかも、NKの家って今年の猛暑でも冷えっ冷えだよな。真冬もあったかいもん、鉄筋コンクリートのイメージが変わったよ。

NKさん: そうそう、断熱材がしっかりしてるから、真夏でもエアコンが効きやすいし、涼しいんだよね。断熱材と断熱窓をしっかり選択すれば大丈夫って建築家に言われたから、じゃあ、設計してよ、と頼んだんだ。木造は柱と梁で構成されているから、そこから隙間を徹底的に埋め尽くすという工程があるでしょ。びっしり断熱材をはめ込むから、断熱性能は全く問題ないよね。

SHさん: 断熱は最強だろうね。まったく問題ないよ。何より木に囲まれて住んでいるっていう感覚があって、なんかホッとする感じがあるんだよ。これが日本の文化なのかな?そもそもさ、木造住宅って安いと思ってたんだけど、それは勘違いだった。家を建てるときにあちこちから見積もりを取ったんだけど、ローコストだと2,500万円くらいで、ミドルクラスのハウスメーカーだと4,500万円、ハイクラスになると5,800万円って感じだったんだ。それぞれのモデルハウスに行ってみたんだけど、その価格差はすぐに分かったよ。

NKさん: へぇー、何が違うの?

SHさん: 柱の太さとか梁の太さとか、構造はさほど変わらないんだけど、ローコスト住宅は、なんて言うのか、全部偽物なんだよね。この前までマンションに住んでいたんだけど、室内ドアとかフローリングは本物の木かと思ってたんだ。でもあれ、木目調のシートを貼り付けてあるんだぜ。で、CMでお馴染みのローコスト住宅は、まさにそれ。キッチンとかユニットバスも、色とかで豪華に見せてるけど、調べるとグレードの低い商品で揃えてるの。キッチンメーカーのショールームでこっそり、「グレードの差ってなんですか?見た目は同じですよね?」と聞くと、「まずは表面材です。安いグレードは剥がれやすかったり、汚れが付きやすい。高級グレードはピアノの仕上げと同じような塗装です。同じ色でも比較してください。光沢や手触りが違うのが分かりますでしょ。」って、本当に全く違うんだよ。驚いたよ。室内ドアも安いグレードは、紙に木目をプリントしているんだって。それを木屑をノリで固めて作ったドアに貼り付けてるんだよ。こんなの知らないでしょ。普通は。

インタビュアー: SHさん、よく調べましたね。その通りなんです。同じように見えても、例えば賃貸マンション用に使う製品と、分譲マンション用は違いますし、建売用と注文住宅用も違うんです。材質を比較することなく出来上がった内装を見れば、一般の方には判別できません。でも、長く住むと、プリントなので剥がれてきます。何よりプリントなので、劣化しないんです。ですから、30年後も角は剥がれているのに、木目柄はピカピカという、おかしな現象が起こったりします。天然木の場合は時間の経過とともに色が変わります。床や造作材と一緒に素敵に劣化します。

NKさん: なるほど。うちは建築家が素材にこだわったから、全部が自然素材なんです。建材メーカーの規格ドアも美しい柄なので、それで良いと言ったのですけど、やめとけ、と。その意味が分かりました。ところでSHは結局どこのハウスメーカーにしたの?

SHさん: 結局、ハイクラスのハウスメーカーに決めたんだよね。モデルハウスでは、壁や床は本物の木だし、キッチンやユニットバスは国内メーカーの最高級品が使われていてさ。でも、僕はユニットバスがあまり好きじゃなかったから、ホテルみたいなバスルームにしたり、玄関ドアを重厚感のある鉄製にしたんだ。結果的に7,000万円を超えちゃったよ。(笑) RCを知っていれば、もっと選択肢が広がってたかもなぁ。

NKさん: なるほどね。でも、結局7,000万円かけたんだとしたら、RC住宅も視野に入れてみても良かったかもね。うちも同じくらいかかったけど、あの堅牢さや静かさを考えると、満足してるよ。

インタビュアー: 差し支えなければ、おいくらでしたか?

NKさん: 別にいいですよ。建築費は外構工事を別にして、7,500万円でした。

SHさん: え?うちと変わらんな。RC住宅も建てられたんだなー。ちょっと後悔。でもまぁ、風が強くなければ快適だよ。地震は仕方ないけどね。RCだって地震では揺れるだろ?

NKさん: 揺れるよ。でも、揺れが少ないね。RCでも壁式RCという構造なんだ。これは建築家が推奨してくれたんだけど、壁が耐力壁になっているから、ある意味カッチカチの家で、揺れが少ないし、何より頑丈だからって言ってたよ。

インタビュアー: 実際に揺れを感じることが少ないというのは大きな安心感ですよね。

SHさん: そうなんだね。ちょっと気になるんだけどさ、地震で揺れるじゃん?そうすると、木造の場合、揺れた時に、柱と梁を繋ぐ金物のボルトって緩まないのかね?何回も地震が来ると緩むような気がするんだけどな。どうなの?

インタビュアー: 実際は緩みます。これは仕方ないですね。緩みにくい仕組みになっているのですが、地震の力って信じられないほど強いんです。東日本大震災の時、木造のお客様から、壁紙のクロスが切れたとか、下地のボードが割れた、室内ドアが開かない、といった問い合わせが結構ありました。これは、柱や梁が大きく動いたからです。つまり、接合部もダメージが大きく出ているはずです。でも、締めなおすのは困難なんです。一方で、壁式RCのお客様からは問い合わせはありませんでしたね。唯一あったのが、窓開口部の端の壁にクラックが入った、というものでした。コンクリートの中には複雑に鉄筋が絡み合っているんですが、一定の場所に力がかかったのだと思います。クラックは補修できるので綺麗になりました。

NKさん: そもそも、住宅って何年保つのでしょうね。

SHさん: それ、俺も気になって建築家に聞いたんだけど、「結論はメンテナンス次第」だって。欧州には200年以上の住宅やアパートがいっぱいあるしね。日本はスクラップ&ビルドの文化があるから、良い住宅を作らなかったんだよね。断熱性能が良くなったのも最近だし、耐震性能もね。

インタビュアー: その通りですね。法定耐用年数からすると、RCが47年で、木造が22年ですから、RCの方が長く使えるとされています。それは事実なのですが、RCは外壁塗装や防水をしっかり行えば100年以上は問題ないですし、木造も同じだと思います。ただ、木造の場合、シロアリの問題や、火災、洪水など、災害にはどうしても弱いので、建築場所によると思います。地盤の良い高台で、ハザードマップでも問題のなさそうな場所に建築すべきですね。微妙な場所にはRCがお勧めです。

SHさん: え?我が家はハザードマップでは一応危険と、、。木造ヤバいんですか?

インタビュアー: いえいえ、、。何が発生しやすい場所なんですか?

SHさん: 洪水で一級河川が氾濫するという、、。ないと思うんですけど。あったら東京全滅じゃないかと、、。

インタビュアー: なるほど。事実を言うと、激流の場合、木造は流されやすいです。映像で見られたことがあると思いますが、残るのはRC住宅やRCのビルですよね。今、木造のハウスメーカーが浮く家を研究開発していますが、それは浸水対応の住宅で、激流には対応していません。RC住宅でも流されはしませんが、内装や電気設備はダメになりますので、大きな改修工事が必要になります。ただ、家そのものは残ります。

SHさん: 何か良い方法はないですか、、今から。

インタビュアー: 本気で考えるならば、家のまわりを高くて頑丈なRCの擁壁で囲って、入り口には止水板を設置することです。

SHさん: そうですか。見積もってもらおうかな。

インタビュアー: 隣地の状況にもよるので、本気でお考えなら設計を向かわせますよ。ところでNKさんは、ハザードマップを確認しましたか?

NKさん: しました。建築家に言われて。うちは、世田谷区ですが、小さな川が氾濫したら浸水するエリアです。なので、1階の床を結構高くしました。あとは、首都直下型地震くらいですかね。地震は乗り切れますが、周辺の火災が怖いのでRCは最適と考えました。

インタビュアー: 万全ですね。あとは備蓄でしょうか。

NKさん: そうなんですよ。備蓄庫を作りました。1階の床を高くしたおかげで、床下が備蓄庫になったんです。というより、そのように設計してくれたんですけど。水や食料は完璧です。太陽光パネルも設置して、蓄電池もあります。蓄電池は浸水しない場所になってます。これもまあ、建築家のアイディアです。

SHさん: ほんと万全だな。流石にそこまで提案されなかったー。それがハウスメーカーなのかなー。外構工事も最初50万円見といてください、って言われたけど、完成に近くなってきたころ見積もりもらったら、500万円オーバー。10倍じゃん、と言って、焦って他社に頼んだよ。他社に頼む人が多いらしいよ。家さえ売れれば良いのかね。

NKさん: そりゃひどいな。うちは、RCだから、建物と一緒に外壁なんかを造ったので安かったよ。というより、建築費の一部に外構が入っているんだな、よく考えると。そう考えると安かったのかもな。

SHさん: 外構いくらした?

NKさん: 300万円で、照明や植栽もデザインしてもらったよ。

SHさん: そりゃ安いな。俺は500万円の他に植栽だった。なんだかんだで600万円だね。

NKさん: でも、完璧な外構じゃん。家も立派だし。うちは、外構も家もシンプルな、コンクリート打ち放し。本当にSH邸とは雰囲気真逆だね。

SHさん: そうだね。NK邸は芸能人の家って感じだよな。うちは、なんだろう。

NKさん: お前の家はハイブランドを隠して凛とした佇まい。会社経営者の豪邸って感じだよな。まあ実際そうだし。

SHさん: そうかー?コンクリート打ち放し、やっぱ憧れるよ。

NKさん: でも、RC住宅って全国で1%だけなんだってな。国が公表してた。都内はもっと多いけどね。多分。

SHさん: 30年後が楽しみだな。木造住宅の価値とRC住宅の価値、どうなってるんだろう。今は環境問題やカーボンニュートラル実現に向けて、木造が正義みたくなってるけど、スクラップ&ビルドがなくなると、RCの価値は高まりそうな気がするね。

NKさん: どうだろうね。確かに、RC住宅を解体するには、木造の倍の費用がかかるから、スクラップ&ビルドの時代だと、木造の方が売りやすかったかもな。でも、壊さず長く住み続けるなら、RCの価値は高まる可能性はあるね。とはいえ、木造だって本当に良い家は資産価値は継続すると思うな。本当は、構造を剥き出しにするデザインが良いんだけどね。昔の家屋は和室がメインで柱や梁が剥き出しの美しい部屋だった。でも今は洋室が主流で、柱や梁は隠れちゃうもんね。だから、構造材は安い材質で良いらしい。悲しいね。

SHさん: とにかく、メンテナンスをして、自分たちの住宅を綺麗に大切に使うことだね。目標はひ孫の代まで保たせることかな。

インタビュアーからのまとめ:

インタビュアー: それぞれの住宅の良さが見えてきましたね。最後に、お二人から一言ずつ、住まいについて感じていることを教えていただけますか?

SHさん: 勉強になりました。木の家に住むのは当たり前かと思っていたけど、考えさせられることが多かったです。木造住宅は日本の文化でもあり、木に包まれて暮らす贅沢さがあります。でも、RC住宅の静かさや堅牢さもすごく魅力的だと分かりました。もし、次に家を建てるとしたら、もう少し選択肢を広げて考えてみたいと思います。

NKさん: 僕はRC住宅にして、家族の安全をしっかり守れてるっていう安心感があるから満足してます。子供のころ、田舎のお婆ちゃんの家が昭和初期の木造住宅でした。縁側でスイカを食べたあの思い出は、日本人のアイデンティティを感じます。木造住宅の良さは心に染み付いている気がします。ただ、都心の場合は、大切な家族の命を守ることを優先しました。結果、RCにして良かったかな。出来ることなら、自然災害から命を守るために、RC住宅に補助金を出してもらえると良いですね。やはり、建築費は高いですから。

インタビュアー: 今日はありがとうございました。木造とRC、それぞれの魅力が分かりました。当社は、木造とRC、ときには鉄骨、いろいろな住宅やマンションを建築します。それぞれの特徴を知っていますが、実際にお住まいになっているお二人のご意見はとても参考になりました。今後も、しっかりとアフターメンテナンスを行なって、ひ孫さんの時代まで守り続けましょう。どうもありがとうございました。

[インタビューを終えて当社からひとこと]

住宅は奥深いです。当社は、RC住宅と木造住宅、どちらも建築しています。今回のRC住宅、NK邸は当社で建築しました。建築家の先生の設計です。美しい住宅に仕上がりました。木造住宅も建築家の先生と一緒に多くの物件を手掛けています。受賞歴も複数あります。どちらの構造にも魅力はあります。インタビューでも話題になりましたが、ハザードマップで危険度を知ることや、近隣の住宅がどのような状態なのか、海抜はどの程度なのか、様々な情報を得て、可能ならば建築家と一緒に素晴らしい住宅をつくりましょう。最高の作品に住んでいただくことを当社は全力でサポートします。

株式会社相川スリーエフは、木造住宅、RC住宅、それぞれのブランドをご用意しています。是非ご覧ください。建築家と一緒に美しい作品をご提供いたします。また、土地をお探しの場合もご相談ください。不動産営業が最適な土地をを探しいたします。

木造住宅 https://oneslife-home.com

RC住宅    https://r-label.jp

 

※インタビュー記事は文字を書き起こしておりますため、乱れている箇所があるかも知れません。ご了承ください、

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